10年で売上10倍の「焼肉きんぐ」、業界に革命を起こした大成功の秘密

 コロナ禍にあっても堅調な業績を見せる焼き肉業界にあって、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍的な成長を見せる「焼肉きんぐ」。その裏には、創業者と若き社長の激論と、全国チェーンらしからぬ社員たちのやる気を引き出すシステムがありました。今回の「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mine)」では、「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションを進化させ続けている創業者、社長、そして社員たちそれぞれの「物語」を紹介しています。

「I shall make a decision」の文字も。「意思決定は私自身が行います」――小林が最もこだわる言葉だ。

「みんな『私は自分の意思で絶対に意思決定をします』と宣言してくれている。自分はそれで失敗してきたから」(小林)

2010年に取材した物語コーポレーションの会社説明会。志望する業種も定まらない中、なんとなく参加した学生も多かったが、彼らがなぜか、小林の話を聞くと考えを一変させる。2時間に及ぶ熱弁を聞いた学生たちからは「来て良かった」「受けようと思う」という声が続出した。

小林が学生たちに話すのは、会社の説明でなく、自らの就活の物語だった。慶應大学の学生だった小林は、親を喜ばせようと有名企業を手当たり次第に受けたが、結果は全落ち。結局、母の勧めで母が営む和食店に入り、30歳で社長を任されたが、うまくいかなかった。

小林は自分の問題点に気付く。それは、自分で意思決定してこなかったということ。小林が学生たちに訴えたのは、自分の人生は、自分の意思決定でしか前へ進まないというメッセージだった。

自分で意思決定できるリーダーを育てたい、そんな小林の思いが、壁一面に掲げられたプレジデントの写真に込められているのだ。

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